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日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 番外編

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なんと、木内先生のご実家は、築180年の茅葺屋根!
そしてそのご実家で所有されている田んぼでは、
毎年、日枝神社のご進米を育てているそうで、

「田植えの儀とタケノコ掘りとBBQをやるのですが、いらっしゃいますか?」

とお誘いいただきました!

そのようなわけで、GWのある日、
受講生の有志のみなさんで東京駅で待ち合わせ、
高速バスで一路、木内先生のご実家へ。

その日は大変な暴風雨だったのですが、なんのその。

日枝神社関係の方、清水建設の方、新建築の方などとご一緒に180年の茅葺屋根の下、
代々受け継がれている美しいお庭を眺めながら
おいしいお酒とタケノコ料理やBBQ、お手製ヨモギ団子をいただき
木内先生を囲んで建築談義をし、
楽しく充実した一日を過ごさせていただきました。

お土産に、掘りたてのタケノコとたくさんの三つ葉までいただき、、、
木内先生、そして奥様、本当にどうもありがとうございました。

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posted by kumiko toishi
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# by n-j-k | 2009-05-14 17:16

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第4回

4月15日(水)、伝統木造設計コースの4回目でした。
今回も、たくさんのスライドとオリジナル資料をご準備いただきました。

授業はまず、和風建築の設計事例について。
木内先生の住宅作品は、ほとんど外には公開できないような物件なのですが
公開可能な物件をピックアップしてご紹介くださいました。

吉野杉、赤松の中杢など銘木をふんだんに使った住宅や、
「裏千家又隠の写しでお願いします」と依頼された茶室、
また、1つ1つの客室が
臨春閣の住の江の間、仁和寺の飛濤亭、高台寺の傘亭
の「本歌取り」になっている料亭など、、、
どれもが見所満載の作品です!

後半は、大石寺六壷(むつぼ)を事例にあげて、
新しい耐震化架構体を考え出した経緯や方法、
それを施主に説明するための実大実験と解析について解説。
さらにもう少し小型のモデルによる、
要素別の耐震実験の結果詳細について。
そしてこれらたくさんの解析データより、
どの部分、どの要素を高めると耐力を増すととわかったかを説明され、
受講者の方々からのたくさんの質問にも答えてくださりました。

また、いま建築基準法でも審査方法を準備中という伝統木造の限界耐力計算について、
今回のための特別資料をご用意くださいました。
まだ国の審査方法はまとまってはいませんが
いま、この計算について存在するデータはこれで網羅されているという、貴重な資料!

「今日は六壷を事例に、どうすれば伝統木造が検討の土俵に乗るかという話でしたが
 第6回目には、ほかの例を使って実際の計算をします。
 それまでに、各自復習してきてください。」
とのことです。
皆さん、少し難しく核心に入ってきましたが、がんばってください。

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posted by kumiko toishi
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# by n-j-k | 2009-05-14 16:59

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第3回

3月18日(水)、伝統木造設計コースの3回目がありました。

講義開始前に、受講者のYさん、
前回の懇親会でおっしゃっていた桂離宮関係のDVDを持ってきてくださりました。
皆さんで回覧させていただくことに。ありがとうございます。

さらに、受講者のKさん、「もってきましたよ ^^」
やはり前回の懇親会でおっしゃっていたモノを早速もってきてくださりました!
そういうわけで、美味しいお手製ドリンク(詳細は秘密)をいただきながら
講義が始まりました。


今回も、たくさんのスライドをご用意いただいたほか、
「和室マニュアル」、軒反り曲線関係など、
手描きの図や事例写真入りのオリジナル資料もたくさん。

まず、和室のきまりごとについて。
抹茶趣味の渋い四帖半と、文人趣味の「粋」な四帖半のつくりの違い、
茶の湯の各流派による畳の敷き方のルールの違いなど、
事前にクライアントに確認しなければならない要点を
まとめておさえてくださりました。

また、畳割りや天井など高さ関係、各部材の寸法など、和室のスケールに関する決め方について。
そして、真・草・行で驚くほどバラエティのある床の間の作り方とその呼称について事例とともに。
さらに、床柱、床框(とこがまち)、落し掛け、床材、床脇、書院、天井、花釘、狆潜り、下地窓、長押、腰張りといった床の間の各構成とその部材の使い方について、
どのようなものがよく使われるとか、珍重されるもの、
きまりのあること、ないことなど、詳細に教授いただきました。


後半は、受講者の要望に応えていただき「軒回り規矩術」の研究と実践について。

大きな印象を決めてしまう軒回り。
大工さんに写真を見せて「こんな感じで・・・」と頼んでいたが、
ある時、原寸図を描かせたら言ったとおりになっていなかったことをきっかけに、
「大工さんに任せない。すべて設計で仕切る。ルールがほしい。今後一切、手描きはなくしたい。」
と決心したのが、研究のはじまりだそうです。

膨大な事例調査、分析、仕事をしながら3年がかりで作った数式、CADの使い方、
そして70歳過ぎのベテラン設計者も
「はじめて聴いたー!」
と思わずうなる、美しく見える形をつくるためのさまざまな工夫が紹介されました。

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posted by kumiko toishi
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# by n-j-k | 2009-04-16 18:58

日本住宅教室 今後の企画お知らせ ご希望の方へ

今後、新しく企画される内容について
お知らせをご希望の方は、E-mailにて
下記送信先までご登録ください。
(今までにご参加いただいた方は、ご連絡不要です)

新しい企画が決定しましたら、いち早くお知らせします!

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●送信先:  info<*at*>jutakukyoshitsu.com (<*at*>を@に置き換えて)
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# by n-j-k | 2009-03-19 13:43

日本住宅教室2009 建築デザイン 堀部安嗣コース 第6回

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昨年の11月に始まった堀部先生のコースも、
ついに最終回を迎えることとなりました。

授業はまず、前回の見学会について、
受講者の方々の感想を伺うことから始まりました。

「これまでの授業の中で伺ったことを体感としてとらえることができた」
「考えつくされた設計にとにかく圧倒された」
という感想や、ディテールに関して気づいたことなど、
皆がどんなに熱心見学なさっていたのかが伝わってきました。

また、以前からの
「先生の発想のプロセスやアプローチの仕方を知りたい」
という意見に応える形で、
今日は、スライドを見ながら、ほかいくつかの住宅作品の解説と併せて、
見学させていただいた住宅の設計のプロセスについても
お話を伺えることになりました。

見学させて頂いた住宅の設計は、
先生が、以前同じ場所に建っていたお宅で感じたこと、継承したいと思ったこと、
施主の方のご要望などをもとにエスキースを繰り返し、
それらを経て最終的なプランが導き出されたものであり、
これらの痕跡をたくさんのスライドで見せて下さいました。

そこには、試行錯誤を重ねては、また白紙に戻したり、といった過程を経て
徐々に形が現れてくる様子が残されており、大変興味深いものでした。


先生が考えを進めていく際に大切にされているのは、
「自分の納得」に集中することだといいます。

「人それぞれの体の中に、誰もが共有できるバランスが備わっていると思います。
心地よいことも楽しいことも、全部自分の肉体がわかっていることを認識し、
自分の納得に集中すると、それに他人の納得がついてきてくれる。
そのようにシンプルに考えるように気持ちを切り替えている」

また、一つのキーワードとして、「本格」という言葉を挙げられ、
これを目指すと、建築はとたんに難しくなり、かつ楽しくなる、
それを実感することが多くなった、ということなどをお話下さり、

最後に、
「建築を『負』ではなく、『正』から発想すること」
「建築にしか為し得ない豊かな表現を、力強く、辛抱強く切り開いていって欲しい」
というメッセージを頂きました。

受講者の一人ひとりに先生から修了証をお渡し頂き、名刺交換もして、
全6回にわたる授業は無事終了いたしました。


授業後に、近くのお店で行った打ち上げにも多くの方が参加し、
話題も建築に関することだけにとどまらず、
楽しい雰囲気の中で、締めくくることができました。


先生、たくさんの講義と見学会を、どうもありがとうございました。
受講生の方々、毎回のご出席、お疲れさまでした。

毎回、ブログにはとても書ききれないほど密度が高く、
2時間の授業時間があっという間に過ぎてしまいました。
まだまだ沢山お話を伺いたいところです。

また、ぜひ何かの機会に皆様にお会いすることができれば、と思います。
本当にどうもありがとうございました!

text by marie sakai
photo by kumiko toishi

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# by n-j-k | 2009-03-18 15:05
日本住宅教室
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