日本住宅教室 Weblog

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日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第1回

1月21日(水)より、伝統木造設計コースが始まりました。
全6回に通ずる大きなテーマは、「伝統と創造」。
「新しい創造をするためには、まず伝統に学ばなければいけない」と考える木内先生が、長年かかって積み上げていらしたた経験と知識を伝授くださります。

第1回の前半は「日本建築の特質と伝統技術の継承」。
120枚の貴重なスライドとともに、用意してくださった資料の数々。「五意」の意味、中国から伝来して徐々に日本的な表現に変わっていく建築意匠の変遷、そしてそのポイントとなっている構造や技術について、伊勢神宮、法隆寺、平等院、東大寺、唐招提寺、などの事例を挙げながら、わかりやすい解説。

小屋裏の写真を見せながら、「このとき、ちょうど大きな台風が来ていて、この時代の建物が周期1秒くらいで揺れるのを体感しました」。実際に仕事として関わってきた話や、実験の結果、わかったことなども教えてくださり、迫力があります。

後半は「伝統的な設計手法 - 木割術、規矩術、継手・仕口」。
木割の時代変遷、「間面記法(けんめんきほう)」という平安時代から鎌倉時代の平面図の読み方、さらに「軒反り(のきぞり)」の時代変遷や作図方法について。最後に継手・仕口について、たくさんの貫(ぬき)構造の事例も挙げながら、手描きの図を使って解説。

木内先生の明快な説明により、意匠と構造の間に密接な関係があることが、とてもよくわかります。
ご参加者からの「木割」・「軒反り」・「構造計算」について、特に詳細をお聞きしたいという希望を取り入れ、予定よりプログラムを強化していくことになりました。
ご著書「現代棟梁の設計術」(新建築)も全員にプレゼントいただきました。ありがとうございます!


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by n-j-k | 2009-01-30 17:37

日本住宅教室2009 照明デザイン 戸恒浩人コース 第5回

1月19日(月)、照明デザインコースも、もう5回目です。

前半のテーマは、「空間ごとの計画ポイント(3)和室・寝室・その他個室」。
本格的な和室、モダンな和室。それぞれの光の考え方と作り方について、人工照明がなかった時代にまでさかのぼり、解説。
また、和室・寝室・子供部屋・書斎の照明手法を分類し、長所短所や、どのような印象になるかについて、図と写真でわかりやすく説明してくださった。

後半は、「照明手法の設計ポイント(3)スタンドを使用した光づくり」。
なんと、スタンドだけで設計したことがある戸恒先生。
スタイルや高さ、配光分布で分類し、それらの特長と使い方を解説。
さらに受講者の要望に応えて、スタンドの自作方法も楽しく説明。

照明メーカーに勤務する受講生の専門的な質問にも丁寧に答え、さまざまなクライアントの要望や、解決するために考えたアイディアについても、惜しみなく教えてくださります。
「クライアントに『あれと同じようにしてほしい』と言われると、嬉しいけれど一番つらいですね。
 常に新しいことをしたいと思っていますから。」

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by n-j-k | 2009-01-22 17:07

日本住宅教室2009 建築デザイン 堀部安嗣コース 第3回

1月7日(水)、堀部先生のコースの第3回目。
「いい建築とは何か、とよく聞かれるけれども、バランスだと思う」
悲観と楽観、倫理と芸術、安全性、金額、機能性の高低、など沢山の例を挙げ概念図も描きながら、バランスの位置の取り方、考え方について語る。

また、最近読んだ本や考えたことについて。情報ネットワーク関連から将棋名人の本まで幅広く、さらには物理学や数学の歴史にまで触れながら、これらを建築に関連づける。
「建築は数学に近い。なぜなら、気候風土に合ったものを作る、というくつがえることのない”公理=ルール”があるから。建築は本来は静かで淡々としているものだと思う。即席に感動を与えたりというものではない。だから街並みなどは蓄積されるはずなのです。そうなっていないのは、いま、技術力とか芸術性とかに偏りすぎているからではないか。」

そして、前回からの続き、先生が見てきた建築について。今回はバラガン、アアルト、ウッツォン、エストベリの作品。好きなもの、好きでないもの、その理由。
さらに、先生の作品解説の続き。軽井沢の家、つくばの家、碑文谷の家、逗子の家、多摩川田園調布集合住宅。今回もたくさんの模型写真、図面、建築前・施工中・竣工後の写真を使って解説。外壁タイルの目地の決め方や作り方、デザインで迷った時にどう決めているか、など、さらりと語る話の中のあちこちにもヒントが。

講義後には、近くのお店で新年会!遅くまで盛り上がりました。

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by n-j-k | 2009-01-15 20:50
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