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日本住宅教室2010 中村好文 / 住宅設計塾 第1回

中村好文先生に学ぶ「住宅設計塾」がスタートいたしました。

全3回に渡る本コースのスケジュールは、
1. 2/6 講義(住宅設計の実際)・課題出題
2. 3/6 作品発表会、合同審査会、「中村好文・住宅設計賞」の決定
3. 4/3 見学会
となっております。

授業はまず、皆さんの自己紹介から始まりました。
今回、遠方はなんと鹿児島よりご参加の方もいらっしゃいます。
それぞれのご経歴や「刺激を受けたい」という期待、
受講に至るまでの運命的なエピソードまでもが飛び出し、
呼応するように先生のお話も引き出され、
初顔合わせの緊張の空気が徐々に和んでいくのが分かります。

皆さんの熱意から、これから濃い時間を一緒に創り上げることができるのではないか
という思いがしてまいりました。

---
先生は初期の頃から、「自分が信じていることだけをやっていきたい」
という姿勢はあまり変わらないといいます。

建築は決して建築家の自己主張のためのものではなく、
素材を選ぶことでそうならざるを得ないかたちになってしまう、といったものの決まり方、
住む人のために役立つ「働いているたてもの」である建築、
そういうものが好きで、面白い、
そんなお話を、ご自身が設計された車イスのクライアントが住む住宅の実例を挙げながら
して下さいました。
クライアント家族の生活に寄り添い、建物がきちんと働く家を追求していった結果、
車イスであるかどうかに関わらず、住宅として充分気持ちの良い家になったといいます。
(このお話は、この後の課題にも繋がってまいります。)

その後、事務所の別荘として使われている「LEMM HUT」のスライドを見せて頂きました。
ここでの家づくり・暮らしは、不自由であることがどれほど豊かなことか、
ローテクで出来ることの面白さ、生活の中から湧いてくる知恵、の実践です。

先生お得意のイラストと写真で紹介される発電や水道の仕組み、建具の細工、
五右衛門風呂のシャワーや七輪を利用したキッチン、大人数での泊まり方など、
知恵を駆使し施される工夫の数々…。

何より、その様子がとても楽しそうです!
お手製のハムや焼き立てのパンなどの美味しそうなスライドには、
教室から思わずため息も漏れていました。

---
さて、ここでとうとう課題の発表がありました。

次回3/6の授業で作品を発表して頂きますが、
実はこの審査方法にも大きな工夫があります!


最後に一言、意味のある課題にしたかったというお気持ちを
先生は建築家・吉田鉄郎氏の言葉を引用して話して下さり、
第一回目の授業はお開きとなりました。

受講者の皆さんには作品に添付するための、
なんと先生自らご用意された封筒入りの番号札をお持ち帰り頂きました。
1ヶ月後(といっても2月は短いのですが!)の発表会がとても楽しみです。

また、先生より、
授業内にはできない分も含め全員の作品にコメントをしてあげたい、
審査会の直後が一番盛り上がる!ということで、
急遽、3/6の授業後の懇親会(予定外!)のお話も頂きました。


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posted by marie sakai
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by n-j-k | 2010-02-12 20:54

日本住宅教室2009 ナカサアンドパートナーズに学ぶ超かっこいい建築写真コース 第1回

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2009年11月7日(土)、いよいよこの秋の3回シリーズ、建築写真コースが始まりました。
講師には、建築写真のスペシャリストとして皆さまご存知、ナカサアンドパートナーズの
中道淳さんと山本慶太さん。

会場は、なんと、
ナカサアンドパートナーズ社内にある中道さんのお仕事部屋を使わせていただいています。
カメラ機材がたくさん並んでいたり、
壁のうち1面は黒板、あとの3面は本棚なんだ・・・と思って眺めていると、
じつはそのうち1面は本棚ではなく「本棚の実物大写真」だったりと、
座っているだけでワクワクしてくる空間です。


さて、1回目の前半は、中道さんによるご講義。
次から次へと、
有名建築家や有名デザイナー、有名アーティストによる作品写真を見せていただきながら
1カット1~2時間かかるという具体的な撮影方法の数々を教えてくださいます。
「これをお聞き出来ただけで、もう大満足!」とある受講者の方。

受講者の方からも撮影現場での判断方法などについて、たくさんの良い質問が出て、
中道先生はそれらにも1つ1つ、どういうことを考慮してどう決める、と丁寧に答えて下さり、
その言葉の端端からは、建築写真という仕事に向かう姿勢や心意気も感じることができました。


後半は、山本さんによるデジタルカメラの技術についてのご講義でした。
要点を押さえた非常に無駄のないテキストも用意していただき、
実際のカメラも使いプロジェクタに映しながら、
レンズや絞りやシャッターと被写界深度の関係や、シフトレンズの具体的な使い方など、
とてもわかりやすい説明をしてくださいました。

そしてデジタル撮影では欠かせない、デジタル画像についても解説。
どんな形式で撮れればどのような処理ができるかできないか、
ヒストグラムを見るとどんな判断ができるか、現場でありがちなこと、など、
新しいカメラの購入を検討中の方や撮影の予定がある方にも、すぐに役立ちそうな内容です。
(翌日、「さっそく役立ちました!」 というメールをくださった参加者の方もいらっしゃいました!)


終了後には、さっそく近くのお店で懇親会。ここでも色々な情報交換ができたようです。

それでは次回もお楽しみに!

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posted by kumiko toishi
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by n-j-k | 2009-11-12 22:06

日本住宅教室 新企画2コースのお知らせ

暑い日が続いておりますが、
皆さま、お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。

さて、日本住宅教室では、今年も11月より開始の
新しい2つのコースの準備ができましたので、
ご案内をさせていただきます。

お申込みは8月17日(月)10:00より受付いたします。

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■ナカサアンドパートナーズに学ぶ
 超・かっこいい建築写真コース2009

建築やインテリアに関わる人すべてにとって欠かせなく
なってきた写真技術。単なる趣味や記録のためだけでなく、
プロにとっては自らを表現する大事なプレゼンテーション
技術の1つともなってきました。

業界では「建築写真と言えばナカサ。」と言わている
ナカサアンドパートナーズのご指導のもと、この機会に
建築雑誌に出ているような超かっこいい写真テクニック
を習得してしまいましょう!

2009年11月7日(土)より開講、全3日間
詳細>> http://www.jutakukyoshitsu.com/

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■ 建築系出身者のための起業・経営コース2009

実社会において建築のプロとして独立して仕事をしてい
くためには、資格や設計スキルなどの他にも、大学等の
学校では教えてもらえない重要なことがあります。

これらの知識の必要性は以前より指摘されていましたが、
今回、諸先輩方のさまざまな意見を集約し、業界初の
実践向けプログラムが実現しました。

建築業界に詳しい弁護士、会計士、不動産鑑定士の先生方
や国内外のメディアに精通したPRのプロの方々、そして、
業界の裏話にも精通した『建築知識』の三輪編集長も登場です!

効率よく最新の知識を吸収し人脈を広げることによって、
独立に伴う不安をなくすとともに、今後のビジネスと
キャリアの形成に活かして下さい。

2009年11月14日(土)より開講、全5日間・10講義
詳細>> http://www.jutakukyoshitsu.com/
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by n-j-k | 2009-07-30 04:32

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第6回

6月17日(水)、木内先生の授業もついに最終回。
まずは、伊勢神宮、法隆寺金堂・大講堂・夢殿、好文亭、唐招提寺金堂、旧閑谷学校講堂などを例にあげ、
屋根葺き材、本瓦葺きと瓦下地について歴史的考察。

茅葺き、板葺き、桧皮(ひわだ)葺き、杮(こけら)葺き、、、
仏教とともに入ってきた本瓦葺きはもっとも雨じまいが悪いのに、
それでも日本人はこれをデザインとして使おうとし、
勾配を変えてみたり瓦下地の改善を試みたりして
必死に対処してきたとのこと。

木内先生はこれらの歴史研究より得られた瓦下地の知識をもって、
大石寺六壷(たいせきじむつぼ)へ応用なさったそう。
まさに温故知新の展開です。

次に、五間堂の実例比較ということで、
第4回目に登場した大石寺六壷 よりも木割の細い例として
妙定院(みょうじょういん)本堂、妙眞寺(みょうしんじ)本堂の2つを挙げ、
限界耐力計算による検証の方法と結果、架構体・継手・仕口の工夫、工事監理、
そして振動測定結果について解説。

毎度違う地方の大工さんを使うため、
木内先生の方法を理解させるための研修会を開き、
3回全部参加できた人だけで作るようにしているそう。
いままでと違う方法を理解するのは難しいらしく
はじめ70人も出てきた時も、どんどん脱落して行き、
最後まで残ったのは平均29歳の5名だけだったとか!

そして、最後のテーマは伝統木造住宅の耐震性・耐久性について。
GWにお邪魔させていただいた木内先生のご実家の茅葺の家の強震観測結果と、
国交省の補助で行われたE-ディフェンスにおける伝統木造住宅の振動大実験結果を使って、
どのような作り方をした建物がどのような揺れや壊れ方をするかという傾向について解説。

授業のあとは、懇親会へ。

授業中にお聞きした神社とお寺の屋根・壁の違いについて、
「あ~!3年前に聞いていれば。。神社に瓦を乗せてきちまった!」
とオデコを叩く方や、
「お客様に『この建物はこういう性格だからこういう揺れにはこう動きます』という説明が
 できるようになった気がします。参加して本当によかったです」
とおっしゃる方など、皆それぞれ沢山のまとまった知識や考え方を身につけられたご様子。

今後も、伊勢神宮の普段見られない場所を見学させていただこうとか、稲刈りも?、、、
ここで終わらず木内先生関係の企画が立ちそうです。

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posted by kumiko toishi
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by n-j-k | 2009-06-23 17:56

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第5回

国際文化会館の庭の緑も勢いを増してきた5月20日(水)、
伝統木造設計コースの5回目でした。

今回は、伊勢神宮外宮神楽殿の設計・監理がテーマ。
今まで解説されてきた要素技術が、
実際の物件で、どのように1つの建物へまとめられていったか。

神宮営繕から受け取った要望は何だったか、
その短い言葉をどのようにブレークダウンしていき、
具体的な設計条件へ落とし込んで実現していったか。

1480㎡のため外観も内観も純木造に見えながら、芯は鉄骨。
その構造と耐震の検討や、200年間にわたるメンテナンスの考え方。
200年もつコンクリートの作り方。

樹齢500年にもなるような楠の大木たちをよけるプラン、
内宮と外宮の”格式”の上下バランスも考えながら
「簡素でしなやかな」美のイメージも実現するための木割や軒周りの決定、
納得のいくまでコンピュータ上で検討する軒反りの完璧なイメージと
数値に変換して行う独自の指示方法、現場における±3mmの調整。

桧皮葺(ひわだぶき)をイメージした銅版葺きの作り方。
黄金比を徹底的に採用した内部空間のデザイン、かざり金物のデザイン、
水銀を使う金箔の代わりに採用した漆をつかった金箔の仕様 etc...

また、建築主にわかりやすく、納得させるための
解析や資料やモックアップの数々と、それらの説明のタイミングや説明方法。

伊勢神宮より建築のみならず金物や家具まですべてのデザインを任された
本人の口から語られる、一連の考察と工夫のお話は、
NHKスペシャルにも匹敵する迫力でした!(情報量はもちろんそれ以上!)

次回はいよいよ最終回です。

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by n-j-k | 2009-05-21 17:55

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 番外編

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なんと、木内先生のご実家は、築180年の茅葺屋根!
そしてそのご実家で所有されている田んぼでは、
毎年、日枝神社のご進米を育てているそうで、

「田植えの儀とタケノコ掘りとBBQをやるのですが、いらっしゃいますか?」

とお誘いいただきました!

そのようなわけで、GWのある日、
受講生の有志のみなさんで東京駅で待ち合わせ、
高速バスで一路、木内先生のご実家へ。

その日は大変な暴風雨だったのですが、なんのその。

日枝神社関係の方、清水建設の方、新建築の方などとご一緒に180年の茅葺屋根の下、
代々受け継がれている美しいお庭を眺めながら
おいしいお酒とタケノコ料理やBBQ、お手製ヨモギ団子をいただき
木内先生を囲んで建築談義をし、
楽しく充実した一日を過ごさせていただきました。

お土産に、掘りたてのタケノコとたくさんの三つ葉までいただき、、、
木内先生、そして奥様、本当にどうもありがとうございました。

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by n-j-k | 2009-05-14 17:16

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第4回

4月15日(水)、伝統木造設計コースの4回目でした。
今回も、たくさんのスライドとオリジナル資料をご準備いただきました。

授業はまず、和風建築の設計事例について。
木内先生の住宅作品は、ほとんど外には公開できないような物件なのですが
公開可能な物件をピックアップしてご紹介くださいました。

吉野杉、赤松の中杢など銘木をふんだんに使った住宅や、
「裏千家又隠の写しでお願いします」と依頼された茶室、
また、1つ1つの客室が
臨春閣の住の江の間、仁和寺の飛濤亭、高台寺の傘亭
の「本歌取り」になっている料亭など、、、
どれもが見所満載の作品です!

後半は、大石寺六壷(むつぼ)を事例にあげて、
新しい耐震化架構体を考え出した経緯や方法、
それを施主に説明するための実大実験と解析について解説。
さらにもう少し小型のモデルによる、
要素別の耐震実験の結果詳細について。
そしてこれらたくさんの解析データより、
どの部分、どの要素を高めると耐力を増すととわかったかを説明され、
受講者の方々からのたくさんの質問にも答えてくださりました。

また、いま建築基準法でも審査方法を準備中という伝統木造の限界耐力計算について、
今回のための特別資料をご用意くださいました。
まだ国の審査方法はまとまってはいませんが
いま、この計算について存在するデータはこれで網羅されているという、貴重な資料!

「今日は六壷を事例に、どうすれば伝統木造が検討の土俵に乗るかという話でしたが
 第6回目には、ほかの例を使って実際の計算をします。
 それまでに、各自復習してきてください。」
とのことです。
皆さん、少し難しく核心に入ってきましたが、がんばってください。

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by n-j-k | 2009-05-14 16:59

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第3回

3月18日(水)、伝統木造設計コースの3回目がありました。

講義開始前に、受講者のYさん、
前回の懇親会でおっしゃっていた桂離宮関係のDVDを持ってきてくださりました。
皆さんで回覧させていただくことに。ありがとうございます。

さらに、受講者のKさん、「もってきましたよ ^^」
やはり前回の懇親会でおっしゃっていたモノを早速もってきてくださりました!
そういうわけで、美味しいお手製ドリンク(詳細は秘密)をいただきながら
講義が始まりました。


今回も、たくさんのスライドをご用意いただいたほか、
「和室マニュアル」、軒反り曲線関係など、
手描きの図や事例写真入りのオリジナル資料もたくさん。

まず、和室のきまりごとについて。
抹茶趣味の渋い四帖半と、文人趣味の「粋」な四帖半のつくりの違い、
茶の湯の各流派による畳の敷き方のルールの違いなど、
事前にクライアントに確認しなければならない要点を
まとめておさえてくださりました。

また、畳割りや天井など高さ関係、各部材の寸法など、和室のスケールに関する決め方について。
そして、真・草・行で驚くほどバラエティのある床の間の作り方とその呼称について事例とともに。
さらに、床柱、床框(とこがまち)、落し掛け、床材、床脇、書院、天井、花釘、狆潜り、下地窓、長押、腰張りといった床の間の各構成とその部材の使い方について、
どのようなものがよく使われるとか、珍重されるもの、
きまりのあること、ないことなど、詳細に教授いただきました。


後半は、受講者の要望に応えていただき「軒回り規矩術」の研究と実践について。

大きな印象を決めてしまう軒回り。
大工さんに写真を見せて「こんな感じで・・・」と頼んでいたが、
ある時、原寸図を描かせたら言ったとおりになっていなかったことをきっかけに、
「大工さんに任せない。すべて設計で仕切る。ルールがほしい。今後一切、手描きはなくしたい。」
と決心したのが、研究のはじまりだそうです。

膨大な事例調査、分析、仕事をしながら3年がかりで作った数式、CADの使い方、
そして70歳過ぎのベテラン設計者も
「はじめて聴いたー!」
と思わずうなる、美しく見える形をつくるためのさまざまな工夫が紹介されました。

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by n-j-k | 2009-04-16 18:58

日本住宅教室 今後の企画お知らせ ご希望の方へ

今後、新しく企画される内容について
お知らせをご希望の方は、E-mailにて
下記送信先までご登録ください。
(今までにご参加いただいた方は、ご連絡不要です)

新しい企画が決定しましたら、いち早くお知らせします!

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●送信先:  info<*at*>jutakukyoshitsu.com (<*at*>を@に置き換えて)
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●本文:   氏名(必須)、氏名ふりがな、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号
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by n-j-k | 2009-03-19 13:43

日本住宅教室2009 建築デザイン 堀部安嗣コース 第6回

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昨年の11月に始まった堀部先生のコースも、
ついに最終回を迎えることとなりました。

授業はまず、前回の見学会について、
受講者の方々の感想を伺うことから始まりました。

「これまでの授業の中で伺ったことを体感としてとらえることができた」
「考えつくされた設計にとにかく圧倒された」
という感想や、ディテールに関して気づいたことなど、
皆がどんなに熱心見学なさっていたのかが伝わってきました。

また、以前からの
「先生の発想のプロセスやアプローチの仕方を知りたい」
という意見に応える形で、
今日は、スライドを見ながら、ほかいくつかの住宅作品の解説と併せて、
見学させていただいた住宅の設計のプロセスについても
お話を伺えることになりました。

見学させて頂いた住宅の設計は、
先生が、以前同じ場所に建っていたお宅で感じたこと、継承したいと思ったこと、
施主の方のご要望などをもとにエスキースを繰り返し、
それらを経て最終的なプランが導き出されたものであり、
これらの痕跡をたくさんのスライドで見せて下さいました。

そこには、試行錯誤を重ねては、また白紙に戻したり、といった過程を経て
徐々に形が現れてくる様子が残されており、大変興味深いものでした。


先生が考えを進めていく際に大切にされているのは、
「自分の納得」に集中することだといいます。

「人それぞれの体の中に、誰もが共有できるバランスが備わっていると思います。
心地よいことも楽しいことも、全部自分の肉体がわかっていることを認識し、
自分の納得に集中すると、それに他人の納得がついてきてくれる。
そのようにシンプルに考えるように気持ちを切り替えている」

また、一つのキーワードとして、「本格」という言葉を挙げられ、
これを目指すと、建築はとたんに難しくなり、かつ楽しくなる、
それを実感することが多くなった、ということなどをお話下さり、

最後に、
「建築を『負』ではなく、『正』から発想すること」
「建築にしか為し得ない豊かな表現を、力強く、辛抱強く切り開いていって欲しい」
というメッセージを頂きました。

受講者の一人ひとりに先生から修了証をお渡し頂き、名刺交換もして、
全6回にわたる授業は無事終了いたしました。


授業後に、近くのお店で行った打ち上げにも多くの方が参加し、
話題も建築に関することだけにとどまらず、
楽しい雰囲気の中で、締めくくることができました。


先生、たくさんの講義と見学会を、どうもありがとうございました。
受講生の方々、毎回のご出席、お疲れさまでした。

毎回、ブログにはとても書ききれないほど密度が高く、
2時間の授業時間があっという間に過ぎてしまいました。
まだまだ沢山お話を伺いたいところです。

また、ぜひ何かの機会に皆様にお会いすることができれば、と思います。
本当にどうもありがとうございました!

text by marie sakai
photo by kumiko toishi

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by n-j-k | 2009-03-18 15:05
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