日本住宅教室 Weblog

日本住宅教室2010 中村好文 / 家具デザイン塾 第1回

中村好文/家具デザイン塾がスタートいたしました。

全3回の授業スケジュールは
 5/15 見学会
 6/12 レクチャー
 7/10 作品発表・審査会  の予定となっております。

今回は、先月までの住宅設計塾から引き続き参加されている方に新たな受講者を加え、葉山・鎌倉方面へ2軒の住宅見学に出掛けてまいりました。

日射しは強いものの夏にはまだ遠く、爽やかな風が吹くとてもよい天気に恵まれ、ちょっとしたピクニック気分です。

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1軒目の「葉山の家」は、ちょうど開催されていた葉山芸術祭に参加されているということで、手織りの着尺や小物など素敵な品々も並んでおり、手に取って吟味する姿もちらほら。吹抜けから階下を覗いてみたり、気持ちの良いお庭のテラスの椅子に座ってみたり、思い思いの時間を過ごしました。使われているテーブルも先生によるもので、しゃがみ込んで説明をして頂きました。

また、こちらでは先生の最新著『中村好文 普通の住宅、普通の別荘』(TOTO出版)も先行発売されており、ひと足お先に購入することができました。

2軒目の「明月谷の家」は高台にあるお宅で、路地を抜けたり坂道を登ったりと、辿る道々期待も膨らみます。

まず2階から見せて頂きましたが、階段を上がるそばから感嘆の声が上がっていました。それもそのはず、広々とした空間が広がっており、大きくとられた開口からの緑が目にも鮮やかです。しばし畳に座り込み、景色を楽しみました。

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窓枠が額縁になっていたり、部屋と部屋の間に小さい窓が設えられていたり、遊び心のある細かい演出を、皆さんしっかりカメラにおさめていらっしゃいました。また、1階と2階をつなぐダムウェイターでは、実演付きでお茶をごちそうになりました。

どちらのお宅も普段の生活の中にふと入り込ませて頂いたような、日々の温かい暮らしぶりが伺える良い見学会となりました。

電車・タクシー・徒歩、と移動する道すがら、見学したばかりの住宅の感想や何気ない世間話などのおしゃべりに興じるのも楽しいもので、今回から参加の方の中には家具を専門とされている方もいらっしゃるため、建築の設計とはまた違った視点で捉えられたお話も聞くことができ、刺激を受けることができました。

見学後は都内に戻り、ビルの42階にある見晴らしの良いお店で課題発表も兼ねた昼食会です。まだまだ陽は高いところにありましたが、気持ちのよい休日ということで、もちろんお酒もあり!そして購入した本にサインを頂いたりと、賑やかな時間が続きました。

発表された課題は、8立方メートルの室内に、容易に組み立てて設置できるデスクやベッド、収納など、個人用の空間装置をデザインする、というもの。使用する材にも条件があります。

リートフェルトへのオマージュとして、彼がまだやり残したことがあるはずという観点から、接合方法や構造も検討しながら多様な空間を考えてほしい、ということです。スケール感、身体感覚を養うことにも重きが置かれています。

次回はこの課題を踏まえたレクチャーの予定です。

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text by marie sakai
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by n-j-k | 2010-05-19 14:55
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