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日本住宅教室2010 中村好文 / 住宅設計塾 第3回

中村好文/住宅設計塾 第3回目の今日は初回授業で出された課題の講評会、みなさん日々のお仕事に追われながらも時間を割いて制作なさった模型やプレゼン資料を抱えての登場です。いつもの教室は審査会場へと変身し、早速それぞれの作品審査から始まりました。

今回出されていた課題内容は「肉体的なハンディキャップを負っている、家族の一員Aさん。このAさんの日々の暮らしにそっと寄り添い、不自由を軽減し、心豊かに暮らせる住宅の提案」でした。家族構成やハンディキャップ・敷地といった設計条件をも自分で設定し導き出された、それぞれの「解」が並びます。

受講者のみなさん自身が審査員でもあるため、一つひとつメモを取りながら模型や図面を見る様子は真剣です。審査時間内に一人5作品を選び、その得票の順に7作品が選出されました。

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選ばれた7作品は、設計者名を伏せたままシャッフルされ、7名は与えられた作品をさも自分のものかの様にプレゼンし、先生と審査員にまわった方々は、これら1作品ずつについて討議を行いました。

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討議では、形状の是非や手法についての鋭い質問が飛び出したり、自分にはない視点に気付かされたという感想など、自らも取り組んだ課題だからこその意見が聞かれました。

そして最終審査が行われ上位3作品が決定し、見事選ばれた3名の方々には、先生が監修され今や入手困難となっている希少本やオリジナルTシャツなどの賞品が贈られました!おめでとうございます!ちなみに、賞品を包む風呂敷までもが先生がトレードマークとされているネズミのイラスト柄のオリジナルで、他ではまず手に入らないとても羨ましい品々でした。

今回は課されたテーマについて教室一体となって考え意見を出し合うという、普段のレクチャーとはまた一味違った回となり、2時間半の授業時間がとても濃いものに感じられました。その後の打ち上げ会場でも、先生から授業中にできなかった講評を受講者の方お一人お一人にして頂きました。

住宅設計塾は今日で終了ですが、来月より引き続き中村好文先生の家具デザイン塾がスタートいたします。

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posted by marie sakai



by n-j-k | 2010-04-13 20:29
日本住宅教室
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