日本住宅教室 Weblog

日本住宅教室2009 伝統木造設計 木内修コース 第3回

3月18日(水)、伝統木造設計コースの3回目がありました。

講義開始前に、受講者のYさん、
前回の懇親会でおっしゃっていた桂離宮関係のDVDを持ってきてくださりました。
皆さんで回覧させていただくことに。ありがとうございます。

さらに、受講者のKさん、「もってきましたよ ^^」
やはり前回の懇親会でおっしゃっていたモノを早速もってきてくださりました!
そういうわけで、美味しいお手製ドリンク(詳細は秘密)をいただきながら
講義が始まりました。


今回も、たくさんのスライドをご用意いただいたほか、
「和室マニュアル」、軒反り曲線関係など、
手描きの図や事例写真入りのオリジナル資料もたくさん。

まず、和室のきまりごとについて。
抹茶趣味の渋い四帖半と、文人趣味の「粋」な四帖半のつくりの違い、
茶の湯の各流派による畳の敷き方のルールの違いなど、
事前にクライアントに確認しなければならない要点を
まとめておさえてくださりました。

また、畳割りや天井など高さ関係、各部材の寸法など、和室のスケールに関する決め方について。
そして、真・草・行で驚くほどバラエティのある床の間の作り方とその呼称について事例とともに。
さらに、床柱、床框(とこがまち)、落し掛け、床材、床脇、書院、天井、花釘、狆潜り、下地窓、長押、腰張りといった床の間の各構成とその部材の使い方について、
どのようなものがよく使われるとか、珍重されるもの、
きまりのあること、ないことなど、詳細に教授いただきました。


後半は、受講者の要望に応えていただき「軒回り規矩術」の研究と実践について。

大きな印象を決めてしまう軒回り。
大工さんに写真を見せて「こんな感じで・・・」と頼んでいたが、
ある時、原寸図を描かせたら言ったとおりになっていなかったことをきっかけに、
「大工さんに任せない。すべて設計で仕切る。ルールがほしい。今後一切、手描きはなくしたい。」
と決心したのが、研究のはじまりだそうです。

膨大な事例調査、分析、仕事をしながら3年がかりで作った数式、CADの使い方、
そして70歳過ぎのベテラン設計者も
「はじめて聴いたー!」
と思わずうなる、美しく見える形をつくるためのさまざまな工夫が紹介されました。

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posted by kumiko toishi
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by n-j-k | 2009-04-16 18:58
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